福岡の愛宕神社に立ち寄った話
こんにちは．smogaです
天気が良かったので，愛宕神社という神社まで散歩（ツーリング）した話をします．読みは“あたごじんじゃ”．福岡県西区の町中にあります．なかなか由緒正しい神社のようで，県外や国外からも観光客がおとずれるそうです．けど，そんなに人はいない．静かでいいところでした．
・愛宕神社について
wikiには……
“伊耶那岐尊・天忍穂耳尊を祀る鷲尾神社（鷲尾権現）と、火産霊神・伊耶那美尊を祀る愛宕神社（愛宕権現）が明治時代に合併したものである。”
とあります．伊邪那美（イザナミ）というと日本・国産み神話で有名です．モンストにも出てきますね．伊邪那岐（イザナギ）と一緒に国を作るのですが，最後は黄泉の国の腐敗した怪物として描かれます．言い伝えによれば，イザナギが一日に１５００人の子供を産ませようとする代わり，彼女は一日に１５００人を殺しているそうですが……．
話が逸れました．
福岡の愛宕神社の他にも，二社ほど愛宕神社があり，“日本三大愛宕神社”と呼ばれています．福岡の中では最も古い神社だそうで，イザナミによる防火のご利益があります．火事に会いたくなければぜひともお参りしてはいかがでしょうか．
・愛宕神社のおすすめ・みどころ
本殿のような普通の観光名所は他のブログで紹介されているでしょうし，私の感性のまま愛宕神社を紹介することにしますね．
・ハトがヤヴァイ
愛宕神社は山頂にあるのですが，そこにいくまでの道のりにさまざまな鳥の寄り合い所のようなスポットがいくつもありました．めっちゃ鳥がいます．樹木の鳴き声が聞こえてきます．そして，ハトの寄り合い所は愛宕神社の境内のなかにありました．
ハトたちはちょっと驚くと，いっせいにバタバタバタッと飛び立ちます．
子供が驚かせて遊んでいました．私も，もっと若ければ遊びたかった……．
石の長椅子もハトの糞がついていましたが，特に気にしない．
でも，なんでこんなにハトがいるんだろう．
誰かがエサをやっているのだろうか……．
と思ったら，エサが売っていました．
ハトは愛宕神社公認だったのです．
・謎のケーブルカー跡地
日本で二番目の，九州初の旅客ロープウェイ．
へぇすごい．文字通りですが，よっぽど昔からあったそうです．
このロープウェイ跡地にたどり着くまでが曲者でした．山の獣道のような細道を登っていくのです．当然，人はいません．というか，そんなのがあることに気づいた人とかあんまりいないのかもしれません．看板も小さかったし．
跡地にはくぼみのようなものがあり，枯れ葉が積もっていました．
なかなか．時のうつろいというものを感じさせてくれます．
・愛宕地蔵
地蔵様がたくさんいました．
地蔵様がたは，人の持つさまざまな欲望を分担していらっしゃいます．写真ではちょっと分かりにくいでしょうが，一番中央にいらっしゃるのは“勝ち地蔵”．アビスパ福岡の勝利を祈願する地蔵様です．なんでアビスパ用の地蔵様が中央なのだろう……．
ともあれアビスパ福岡には頑張ってほしいものです．
・福岡市の景色
愛宕神社から見える景色はすばらしい．いや．本当に．
山の上にあるので来る時に少々骨が折れましたが，苦労した甲斐があったというものです．遠くに見えるのは福岡タワー．福岡市全体の写真を撮るならば，この神社から撮るのもよさそうですね．
・愛宕神社
愛宕神社までのアクセスは以下のとおりです．
山歩きになりますし，お越しになるときは動きやすい服装で来たほうがいいですね．
私は動きにくい服装できたので苦労しました．
福岡県の香椎宮に行ってみた！
・香椎宮ってどんなところ？
福岡県にはたくさんの観光名所があります。観光案内も充実しています。なので、他所からやってきた旅行客たちは、有名でサービスの充実した場所に集まりがちです。
「ちょっとマイナーな場所にも行ってみたいな」なんて考えて検索してみると、名所が多すぎて、どこに行こうか迷ってしまいますよね。
そんなあなたにおすすめするのが、古樹を祀る福岡市東区の神社「香椎宮」です。
本記事では、
についてご紹介しようと思います。
福岡の観光めぐりをされる方は、ぜひご一読してみてください。
・香椎宮とは
香椎宮とは仲哀天皇の時代（西暦２００年）に神功皇后が祠を建てて、仲哀天皇の神霊をお祀りされたのが起源になります。仲哀天皇とはヤマトタケルのご子息様。彼が死んでしまったので、奥様の神功皇后は深く悲しみ、祠を建てたのでした。
香椎宮は国から重要文化財の指定を受けた樹木を祀る神社です。境内のいたるところに樹木が植えられており、また周辺にも樹木の街道があります。香椎宮は街の中にあるため、福岡の街の散策がてら、古樹たちのの雰囲気を楽しむことができます。
・香椎宮の名所
ご神木 綾杉
香椎宮で最も有名なのは、境内にある御神木の綾杉（あやすぎ）です。神功皇后が剣・鉾・杖の三種の宝を埋め、そこに鎧の袖に挿していた杉の枝を「永遠に本朝を鎮護すべし」と祈り、植えられました。近くで見てみると分かるのですが……本当にとても大きいのです。どことなく荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。
本殿 香椎造
香椎宮の本殿は「香椎づくり」という独自の建築様式です。屋根の形がたいへん特徴的で、大千鳥破風、左右の車寄せのような名称があるようです。
勅使道
香椎宮の参道は別名を勅使道と言い、クスノキの並木道がたいへん魅力的です。道にはおしゃれなカフェがあるので、散策を楽しむには絶好の場所でしょう。
古宮
古宮には香椎の語源となった御神木が祀られています。
少し階段を登れば、仲哀天皇の慰霊碑も。
不老水
本殿を抜けて街の中をしばらく歩くと、こじんまりとした神社があります。奥には泉があり、そこから湧き出る水を飲めば、なんと三百年余の長寿を得られるそうです。
・香椎宮に持っていきたいもの
パンフレットはもちろんなのですが、水筒があれば不老水を汲んで飲むことができます。水筒かペットボトルを忘れないようにしましょう。
・香椎宮へのアクセス
JR九州の博多駅から香椎駅まで約１０分程度。博多駅から鹿児島本線に乗って香椎駅で降りましょう。道なりに進めばクスノキの並木道が見えてくるはずです。
・まとめ
いかがでしたか。本記事では以下のことについて解説しました。
- 香椎宮とは、福岡市東区にある。樹木を祀る由緒のある神社。
- 香椎宮には、クスノキの並木道や独特な作りの本殿。飲めば長生きできるという泉がある。
- 香椎宮に持っていくべきものとして、水筒が望ましいでしょう
- 香椎宮には、博多駅から電車に乗って、およそ十分程度で来ることができます。
四季によって咲く花も変わります。春先や秋のおだやかな天気の日は、散歩もしやすいのでおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
福岡にやってきたら、香椎宮にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
