福岡県の香椎宮に行ってみた!
・香椎宮ってどんなところ?
福岡県にはたくさんの観光名所があります。観光案内も充実しています。なので、他所からやってきた旅行客たちは、有名でサービスの充実した場所に集まりがちです。
「ちょっとマイナーな場所にも行ってみたいな」なんて考えて検索してみると、名所が多すぎて、どこに行こうか迷ってしまいますよね。
そんなあなたにおすすめするのが、古樹を祀る福岡市東区の神社「香椎宮」です。
本記事では、
についてご紹介しようと思います。
福岡の観光めぐりをされる方は、ぜひご一読してみてください。
・香椎宮とは
香椎宮とは仲哀天皇の時代(西暦200年)に神功皇后が祠を建てて、仲哀天皇の神霊をお祀りされたのが起源になります。仲哀天皇とはヤマトタケルのご子息様。彼が死んでしまったので、奥様の神功皇后は深く悲しみ、祠を建てたのでした。
香椎宮は国から重要文化財の指定を受けた樹木を祀る神社です。境内のいたるところに樹木が植えられており、また周辺にも樹木の街道があります。香椎宮は街の中にあるため、福岡の街の散策がてら、古樹たちのの雰囲気を楽しむことができます。
・香椎宮の名所
ご神木 綾杉
香椎宮で最も有名なのは、境内にある御神木の綾杉(あやすぎ)です。神功皇后が剣・鉾・杖の三種の宝を埋め、そこに鎧の袖に挿していた杉の枝を「永遠に本朝を鎮護すべし」と祈り、植えられました。近くで見てみると分かるのですが……本当にとても大きいのです。どことなく荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。
本殿 香椎造
香椎宮の本殿は「香椎づくり」という独自の建築様式です。屋根の形がたいへん特徴的で、大千鳥破風、左右の車寄せのような名称があるようです。
勅使道
香椎宮の参道は別名を勅使道と言い、クスノキの並木道がたいへん魅力的です。道にはおしゃれなカフェがあるので、散策を楽しむには絶好の場所でしょう。
古宮
古宮には香椎の語源となった御神木が祀られています。
少し階段を登れば、仲哀天皇の慰霊碑も。
不老水
本殿を抜けて街の中をしばらく歩くと、こじんまりとした神社があります。奥には泉があり、そこから湧き出る水を飲めば、なんと三百年余の長寿を得られるそうです。
・香椎宮に持っていきたいもの
パンフレットはもちろんなのですが、水筒があれば不老水を汲んで飲むことができます。水筒かペットボトルを忘れないようにしましょう。
・香椎宮へのアクセス
JR九州の博多駅から香椎駅まで約10分程度。博多駅から鹿児島本線に乗って香椎駅で降りましょう。道なりに進めばクスノキの並木道が見えてくるはずです。
・まとめ
いかがでしたか。本記事では以下のことについて解説しました。
- 香椎宮とは、福岡市東区にある。樹木を祀る由緒のある神社。
- 香椎宮には、クスノキの並木道や独特な作りの本殿。飲めば長生きできるという泉がある。
- 香椎宮に持っていくべきものとして、水筒が望ましいでしょう
- 香椎宮には、博多駅から電車に乗って、およそ十分程度で来ることができます。
四季によって咲く花も変わります。春先や秋のおだやかな天気の日は、散歩もしやすいのでおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
福岡にやってきたら、香椎宮にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。